指導医が多いこと、県内の(時には県外からも)難しい症例が集まること、たすきがけで市中病院にも研修に行けるなどプログラムの自由度が高いことなどの理由から群大病院を選びました。また、群大の地域医療枠出身であり3年目以降も群大に残る可能性が高く、研修で様々な科の先生と知り合っておくと将来的に働きやすいだろうとも考えました。
群大病院で研修を始めて3か月目です。 4,5月は神経内科で研修しました。大学病院の神経内科では脳血管障害は少なく、神経変性疾患など慢性的に進行する疾患を多く経験しました。神経所見の取り方から腰椎穿刺や神経伝導速度検査などの手技も丁寧に教えていただきました。
大学病院なので指導医の先生の数が多いですが、どの先生方も熱心に教えてくださいます。どの先生方からも自分の科が好きだという気持ちが伝わってきます。
指導医やレジデントの先生が多いので、研修医1人で何とかしなければならないという場面は少ないです。じっくり教わりながらやりたいという人に向いているのではないでしょうか。
群大には他病院から重症例が多く紹介されてきます。群大で研修すれば、そういった大学病院でしか経験できない症例を数多く経験できます。多くの医学生のみなさんに群大を研修先として選んでもらい、一緒に研修できることを期待しています。